起業家や個人事業主だけでなく大企業にとっても利用価値のあるレンタルオフィス

一般的に事務所を借りる場合にはさまざまなコストがかかります。
普通のアパートなどを借りるのと同じで、敷金、礼金、保証金、各種手数料が必要となります。
アパートなどでは敷金は家賃の2ヶ月分程度が普通ですが、事務所の場合は6ヶ月以上が必要であるばかりか、家賃そのものが高いため、かなりのの金額が必要です。

また事務所を借りるとなるとこれらのコストとは別に、契約時に審査があります。
審査によっては通らないこともあるのです。
審査を通ってもすぐに事務所を開設するわけにはいかず、内装工事をしたり、設備を導入したり、事務用品を買い揃えたりする必要があります。

これらのことを成し遂げて、初めて事務所を開設できるわけです。
大変なコストと準備が必要です。
それなりの企業ならともかく、初めて会社を立ち上げる起業家や個人事業主にとってはかなりの負担です。

これらの金銭的な負担や労力を軽減することができるのが、レンタルオフィスです。
レンタルオフィスのほとんどは敷金や礼金などは必要ありませんし、借りるにあたっての審査も、一般的な貸し事務所に比べるとハードルは低いと言えます。
また内装を変える必要もなければ、仕事に必要な事務用品や設備などもある程度備わっています。

会社を立ち上げようと考える起業家や、事務所を持って活動の場を広げたいデザイナーやライターなどの個人事業主にとって、レンタルオフィスはうってつけの物件なのです。
極端にいえば何も持たなくても、レンタル料だけ支払えば自分のオフィスを持つことができるわけです。

しかもレンタルオフィスの多くは利便性の高い好立地にあります。
東京なら23区の中でも都心といわれる中心地域に多く存在します。

この地域で一般的な事務所を借りるとなると、そのコストは限りなく高くなるはずですが、資金、借りやすさ、立地の全ての点でメリットを享受できるのがレンタルオフィスです。

また起業家や個人事業主以外の大企業にとっても、レンタルオフィスの需要が増えています。
その目的は会議室として借りるためです。

自社ビルの中に新たな会議室を作るとなると大きな手間やコストがかかることになります。
すでにある部署を移動させたり、一部を改築する必要まで出てくる可能性があります。
そんなに面倒で、お金をかけてまで会議室を作るよりも、外部にレンタルオフィスを借りた方がコスト的には安上がりなのです。
会議のある時だけ人間が移動すれば良いのです。

また外部にオフィスを構えておけば、会議以外にも利用できます。
例えば外回りの営業マンの拠点にすることもできます。
このように起業家、個人事業主、大企業に至るまで利用価値のあるのがレンタルオフィスです。